なぜ同情を買えない? マリエ、“炎上商法”だけでなく透けて見えていた狙いとは (2/2ページ)

リアルライブ

これについてネットでは、「当該芸人たちの悪印象を広めることが目的のように思える」「出川を攻撃するのはお門違い」「本来なら怒りは紳助や所属事務所に向けられるべき」と違和感を示す声が集まった。マリエは紳助氏に掛けられた言葉の詳細を告白する中で、「私、殺されるかもしれない」と怯える姿を見せていた。

 そんな恐怖心もあってか、話を進める中で、紳助氏に対する感情表現をやや控えめに、出川に対しては思うがまま感情的に語ったように見えた。これが、より大物を避けて立場の弱い者を中心に攻撃したような印象を与え、告発としては中途半端で卑怯な印象を与えてしまったきらいがある。本来なら称賛されるはずの勇気ある行動も、声をあげている本人に悪い印象が伴うと、効果は広がらない。

 また、アメリカ・オハイオ州立大学のスコーロンスキー博士が行った研究によると、第三者の悪い評価を人に伝えた時、第三者よりも、むしろ第三者の悪い評価を伝えている本人の評価の方が下がる傾向があることが分かっている。

 とはいえ、誰かが声をあげることで、こうした悪しき習慣や文化について見直す機会がもたらされるメリットもある。今回のマリエの告発を一概に否定することはできない。

文:心理カウンセラー  吉田明日香

「なぜ同情を買えない? マリエ、“炎上商法”だけでなく透けて見えていた狙いとは」のページです。デイリーニュースオンラインは、社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る