巨人・岡本は筋肉増量が裏目/セ・パ12球団の「大誤算」(1) (1/2ページ)

Asagei Biz

岡本和真
岡本和真

 ペナントレースが開幕し、早いもので対戦カードもひと回りした。この間すでに、主力選手のコロナ抹消、新米コーチの暴走、凱旋スター投手の故障など、各球団から想定外の事態に見舞われた嘆き節が聞こえてくる。決して下馬評どおりにはいかない「球界事変」を全クローズアップ!

 早くも巨人のリーグ3連覇に黄色信号が点灯している。チーム打率は2割1分9厘(4月15日時点)。低迷する打線の中でも4番・岡本和真(24)が、打率1割7分2厘、本塁打1という予想外の大ブレーキとなっている。皮肉にも、オフに取り組んだ肉体改造が打撃に悪影響を及ぼしていると言われるが、スポーツ紙デスクが解説してみせる。

「都内のジムに通って、筋肉量を成人男性の2倍に増量したことが裏目に出ています。急速に筋肉をつけたことで、スイングのバランスを崩しているんです。関係者からトレーニング後の筋肉をおだてられるたびに『えへへ〜』と大喜びして、ますます筋トレに励んでいた。球団内からは『プロレスラーじゃないんだから‥‥』と、結果がついてこない現状に冷ややかな声も上がっています」

 4年目にして開幕スタメンマスクを勝ち取った大城卓三(28)も戦犯に名を連ねている。かねてから不安視されていたディフェンス面のお粗末さを露呈しているのだ。在京球団スコアラーがこっそり耳打ちする。

「ポンポンとストライクを要求するから、相手バッターは狙い撃ちしています。

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