パプアニューギニアの呪術:現代も続いている魔女狩り (2/6ページ)

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この部族は、自分の霊体が遠くからでも確実に見えるように、多くの時間をかけて互いにペイントし合う(image credit:Trey Ratcliff/ CC BY NC SA 2.0
 パプアニューギニア高地の多くの文化では、最近になってやっと、病気に関する現代科学的な説明がされるようになった。

 忘れてはいけないのは、わたしたちが住んでいる世界は、力学的なシステムで成り立っている宇宙で、良いことも悪いことも、魔女のような知的介在物の意図的な行動のせいではなく、偶然あるいは自然に起こることがあるということだ。

 魔女狩りのほとんどが高地で起こるのは、こうした地域ではいまだに魔女が強く信じられていることの表われだろう。


・高地の霊信仰

 パプアニューギニアの人のほとんどは、昔からこの世には自然や先祖の霊がうようよしていると信じている。

 こうした信仰は島国の多くでも根強い。ある文化では、空で生きる種族がいて、夜になると森の中ででかすかな光として見ることができると信じられている。こうした生き物は、魔女と結託している人食い(マンイーター)だと言われている。

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