大河ドラマ「青天を衝け」に出てくる「中の家」「東の家」ってどういう意味?江戸時代の屋号を紹介 (1/3ページ)

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大河ドラマ「青天を衝け」に出てくる「中の家」「東の家」ってどういう意味?江戸時代の屋号を紹介

令和3年(2021年)現在、好評放送中の大河ドラマ「青天を衝け」

後世「日本実業界の父」として偉大な功績を残した渋沢栄一(しぶさわ えいいち)の生涯を描く大作ですが、現在は青年期の活躍が演じられています。

さて、栄一の家は「中の家(なかんち)」と呼ばれ、近所に住む親戚たちの家はそれぞれ、伯父・渋沢宗助夫婦の「東の家(ひがしんち)」、従兄・渋沢喜作夫婦の「新屋敷(しんやしき)」と呼ばれています。

「中の家」の栄一と「新屋敷」の喜作。Wikipediaより。

これは屋号(やごう)と言い、江戸時代における庶民の知恵とも言える習慣でしたが、その発生には江戸時代ならではの事情がありました。

江戸時代の知恵・屋号

歴史の授業でも「苗字帯刀(みょうじたいとう)」などと習った通り、江戸時代において庶民が公的に苗字を名乗ることは許されておらず(私的にはOKでした)、原則的には「栄一」「喜作」などと呼び合うのですが、人が多くなってくると、名前がかぶってしまいがちです。

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