乃木坂46のデビューから5作連続センターを務めた生駒里奈が語った重圧【アイドルセンター論】 (3/3ページ)

日刊大衆

 当時はグループ内でも反発の声もあったというが、乃木坂46の成長のために自らの身を挺したのは他の誰でもなく生駒だった。

 現在の乃木坂46の人気は凄まじいものがあるが、それも生駒がグループのために先陣を切って活動をしてきたからに他ならない。

 だが、センターを務めるというのはひとりで多くの重圧にさらされることを意味していた。それゆえに生駒はセンターに対して、「その前に努力したりがんばったりして、やっと掴み取った達成感があればもっと違っていたかもしれませんが、アイドルグループのセンターって普通に考えたら憧れの場所なのに、わたしにとってのセンターはこわい場所でした」という発言を残している(『パピルス』vol.61)。

 本来であれば、華やかで誰もが憧れるセンターという立ち位置のはずだが、生駒の認識はそれとは違っていた。そこにセンターというポジションの重みが凝縮されている。

 6thシングル『ガールズルール』の選抜発表にて、初めてセンターから外れた際には涙を流し倒れ込んだ。しかし、センターを外れたことでこれまで抱えていた大きな重圧から開放され、自分らしく活動することができるようになったということを、後に発言している。

 再びセンターに選ばれた12thシングル『太陽ノック』では気負っている姿はなく清々しい表情でそれも力強い眼差しで前を見据える彼女の姿があった。

 乃木坂46が人気を高めていった2014年以降で生駒がセンターを務めたのはこのシングルのみとなっているが、むしろその後の生駒は以前にもまして存在感を発揮していたように思う。生駒が新たに見つけ出したポジションは乃木坂46にとって大きな役割を担っていた。

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