21年間レンタルビデオを滞納した女、指名手配に 免許更新時に発覚、ビデオ店はすでに閉店 (1/3ページ)

リアルライブ

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 レンタルビデオを返却し忘れた経験のある人は多いだろうが、海外ではレンタルビデオを数年間返さなかった結果、指名手配された女がいる。

 アメリカ・テキサス州で、女が約21年間レンタルビデオを返却せずに指名手配されていたと海外ニュースサイト『The Daily Star』と『Mirror』などが4月25日までに報じた。

 報道によると、女は1999年にビデオレンタル店で、魔女であると知らされた少女が成長していく姿を描いたコメディドラマ「サブリナ」を借りたという。女は返却期限までにビデオを返却しなかった。ビデオレンタル店は女がビデオを借りてから約1年後の2000年、ビデオが返却されていないことを警察に相談。警察は女を指名手配したそうだ。なお、延滞料金の額や、店が警察に相談する前に女に連絡をしたかなど詳細は不明である。

 ビデオを返却し忘れてから約21年がたった2021年のある日、女は結婚し苗字が変わったため、運転免許の変更手続きをしようとした。コロナ禍によりオンライン予約が必要で、女は免許センターにメールした。すると免許センターから「あなたは過去に問題を起こしている。この番号に電話をしてほしい」と返信があり、メールには地方検事局の電話番号が書かれていたという。

 女は指示通り、地方検事局に電話をした。担当者は21年前にレンタルしたビデオを返却していないため指名手配されていると伝えたそうだ。さらに横領の罪で懲役1年または1000ドル(約10万8000円)以下の罰金が科せられる可能性があると告げられた。なおレンタルビデオ店は数年前に閉店している。

 報道によると、女は「『サブリナ』を観た記憶は私の人生の中で一度もないし、そもそも私の好みのドラマではない。当時同棲していた男性が借りたのかもしれない」と話しているという。なお、女は指名手配されているもののビデオレンタル店が閉店していることなどから、懲役刑などの罰を受ける可能性は低いという。

 このニュースが世界に広がるとネット上では「ビデオを返し忘れただけで指名手配されることに驚いた。

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