全然モクモクしてないぞ...! 紙巻たばこも吸えるカフェ「THE SMOKIST COFFEE」が、このご時勢にオープンした理由 (5/5ページ)
また健康面への配慮から、利用は60分以内と、在店時間に制限を設けることで、喫煙者の方には、喫煙または他の喫煙者の方からの受動喫煙の『量』を低減する取り組みも行っています」(C-United広報担当者)
喫煙スペースって、煙がモクモクと充満しているイメージを持っている人が多いかもしれない。だが、筆者の所感としては、店内からたばこのにおいはほとんどしなかった。それほど、換気システムに力を入れているのだろう。
20年11月のオープンから約半年が経った東新宿店。利用状況は、喫煙者が8割程度で、非喫煙者が約2割だという。

東新宿店・店長の厚ケ瀬舜さんは、
「ビジネスパーソンの方が、出勤前や仕事終わりに一息ついていらっしゃいますね。男性も女性の利用客も、喫煙席の利用は多いと感じています」
と話す。お客さんからも「席でゆったり座りながらコーヒーを飲めるというのは嬉しい」などと直接声をかけられることもあったという。
SNS上では、THE SMOKIST COFFEEに対して「こういうの、待ってた!!!!」「タバコを吸わないから、店単位で分離するところに好感!」「非喫煙者でスモーキストコーヒーに来たけど全然不快感なくてびっくり」といった声があがっている。
厚ケ瀬店長に、喫煙者と非喫煙者、双方の利用者に向けたメッセージをお願いすると、彼はこう語った。
「喫煙者の方にとっては、昨今喫煙できる場所が減っていると思います。そういったなかで、コーヒーや軽食を楽しみながら、ご利用いただける空間を、自信を持って提供をしております。煙草を吸われない方からは、『1階の禁煙席を利用したけれど、煙が気にならないね』といったお声をいただいております。喫煙者と非喫煙者の方々に、心地よいサービスを今後も提供していければと思っています」
また、今後の店舗展開について、広報担当者は「社会情勢や地域性などを分析・考慮したうえで、慎重に検討していきたい」とした。
利用者に寄り添った空間を提供。今の時勢にピッタリな喫茶店なのかもしれない。