カーリースのデメリットは?契約時に注意するべきポイント5選 (2/8ページ)
走行距離に制限がある
カーリースでは、1ヵ月あたりの走行距離に制限がかけられることがほとんどです。走行距離の上限はどのカーリース会社も500~1,000kmくらいが標準値で、超過した場合は追加料金がかかります。
日常的に長距離の運転をする方は、契約時に走行距離の上限をしっかり確認しておいてください。
契約終了時に追加精算が必要な場合があるカーリースには、契約方法によっては返却時に改めて車の市場価値の査定を受けなくてはなりません。これを「オープンエンド」方式と呼びます。
もしその時点で車の価値が以前より上がっている場合は追加料金がかかることがありますので、注意しましょう。
ちなみにカーリースには「クローズエンド」方式というものもあり、こちらで契約をすれば市場価値の変動による追加料金はありません。
カスタマイズができないリース契約が終了して車を返却する際、賃貸住居と同じように「原状回復」、つまり借りた時点の状態に戻す必要があります。そのため自分の意思で車に手を加えることは基本的にできません。
とはいえ、確実に原状回復できるのであれば多少のカスタマイズは可能です。またカーリース会社によっては車検に通る範囲でのカスタマイズを認めている場合もありますので、確認してみると良いでしょう。
■カーリースはデメリットばっかり?条件を見極めることが大事ここまでの内容を見ると、カーリースにはデメリットしかないのかと思う方もいるかもしれません。しかしカーリースはあくまでもリース契約ですので、その性質を考えればどれもそこまで不条理なデメリットというほどでもないでしょう。
たとえば途中解約ができない点については、最短のプランにしておけばそこまで重く考える必要はありません。