「アイドルの名曲」総選挙BEST30(4)松浦亜弥「桃色片想い」はソロアイドルの完成形 (1/4ページ)

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「アイドルの名曲」総選挙BEST30(4)松浦亜弥「桃色片想い」はソロアイドルの完成形
「アイドルの名曲」総選挙BEST30(4)松浦亜弥「桃色片想い」はソロアイドルの完成形

 ユリオカ超特Q氏はさらに、21位に天才アイドルのあややこと松浦亜弥の「桃色片想い」(02年)にも言及。

「あややを最後に、ソロアイドルという文化がなくなりましたね。そういう意味ではソロアイドルの完成形であり、最後の1人になったと思います。歌や踊りのパフォーマンス、衣装、MCのすべてが素晴らしく、亡くなった前田健やはるな愛さんのものまねで、さらに魅力が拡散されました」

 あややと同じハロプロ勢では、23位に老若男女を問わず列島を席巻したモーニング娘。の「LOVEマシーン」がランクイン。

「グループ・アイドルの歴史にとってモー娘の出現は、『明治維新』に相当すると思う。当時13歳の起爆剤・後藤真希を迎えて放ったミリオン・セラー。オランダが世界に誇るポップス・ヒット『ヴィーナス』の前奏を大々的に導入、目前には明るさあるのみ的な歌詞世界を、“ええじゃないか”的歌唱+コミカルなダンス+ディスコ・サウンドで綴りました」(音楽評論家・原田和典氏)

 1999年という世紀末にふさわしい「ごちゃまぜ」の一撃だったのだ。原田氏は続けて、26位の中山美穂が歌った「WAKUWAKUさせて」(86年)についても語った。

「ジャズやクラシック盤の音質に定評のあるキングレコードからのリリースということもあってか、彼女の作品はサウンドのメリハリが際立っていた。そして年齢に似合わず愁いの漂う歌声には、都会の夜が似合う。

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