人類最古、7万8000年前の墓がケニアで発見される。中には3歳の子供の遺骨 (2/6ページ)

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 この洞窟は、今日、この地域に住んでいるミジケンダ族の人々にとっても神聖な場所になっている。

 地元社会の許可を得て、調査を進め、10年に及ぶ洞窟での発掘プロセスに着手した。すぐに、人類の進化を理解する上で、これまで考えていた以上に、ここが非常に重要な場所であることに気づいた。

 発掘を進めると、大量の石器や動物の骨、貝のビーズ、黄土の破片を含む深い居住層が現われた。これにより、7万8000年以上前の初期の人類の文化的、技術的、象徴的な活動が明らかになってきた。

 しかし、もっとも興奮したのは、2013年の第3次発掘で、洞窟の地面の下3メートルほどのところから子供の墓が出てきたことだった。


Mtoto: The Sleeping Child

・7万8000年前の3歳くらいの子供の墓を発見

 その2歳半から3歳ほどの子供は体の右側を下にして、足を折って胸に抱えた屈曲位で、その体は動物の皮のような特別な布で丁寧にくるまれていた。

 頭は、長い眠りのために整えられた枕のようなもので支えられていたようだが、それ自体は朽ちてなくなっていた。

 遺体は土がかけられ埋められ、それから何万年もの眠りに入った。その後時の流れとともに、ゆっくりと地中3メートルの土の下に埋もれていったと思われる。

 研究チームは、この子供にケニアのスワヒリ語で「子供」という意味の”Mtoto”と名づけた。
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