世界滅亡後、人類が存続するのに必要な最低人数はどのくらいか? (2/4ページ)
また重要なことに、村は基本的に独立していたが、結婚などの血縁関係によって他所の村々とつながりがあったのではとも推測されている。
それと同じような状況が世界滅亡後に出現するとスミス氏は考えている。

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・懸念される問題は近親交配
文明が滅亡した世界で、生き残った人々は数々の困難に直面することだろう。そうしたものの1つが、近親交配による弊害をどう克服するかということだ。
道徳的な部分はさておき、生物学的にも近親交配は好ましくないものとされている。
たとえば16世紀から17世紀にかけてスペインを支配したスペイン・ハプスブルク朝では、一族内での近親婚が繰り返された。
ハプスブルク家最後のスペイン国王となったカルロス2世には顔の奇形や知的障害があったらしいことが知られているが、その原因は繰り返された近親婚とされている。またそのためにハプスブルク家は出生率が低下し、結局断絶してしまった。
少数の生き残りがこれと同じ問題に直面したとしてもおかしくはない。これを避けるためには、単純に男女両性がそろっていることだけでなく、十分な遺伝的多様性が確保されていなければならない。