冤罪だった可能性大。死刑執行から4年後、新たなDNAテストで別の容疑者が浮上 (2/3ページ)

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そして、これらもまたFBIのデータベースには掲載されていなかった。

 現場から回収された6本の髪の毛の分析からは、5本はリーのものではないことが明らかになっている。

 1本は確かにミトコンドリアDNAがリーのものと一致した。ただし、これは共通の母系祖先を持つコミュニティ内では全員がもっているもので、数千人が共有していたとしてもおかしくはないものなのだという。

 したがってある人物を容疑者から除外したり、容疑者の範囲を狭めたりするためには利用できるが、はっきりと個人を特定するためには使えない。

DNA from 'unknown male' discovered on murder weapon in Ledell Lee case・杜撰な裁判と、州による無謀な死刑執行命令書
 リーが有罪とされた主な根拠は靴跡の分析である。しかしこれは後に大きな欠陥があることが証明されているという。

 最初の控訴審を担当した弁護士は、法廷ではまるで酔っ払っているかのような様子で、その後自身が薬物依存症であることを認めている人物だ。

 さらにリーに知的障害があったこと、採取されたDNAが彼のものであるとは特定されてないこと、彼のアリバイを証明する証言者が呼ばれなかったなど、裁判ではリーの無罪を証明できる可能性のある証拠や証言がきちんと用いられていない。

 またリーの最初の裁判は「評決不能陪審」(陪審員の意見が一致せず、やり直しになる裁判)だった。にもかかわらず、二度目の裁判では、たった4日間の公判と3時間の審議で有罪が確定してしまった。

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