再発見された生きた化石「シーラカンス」がまたしても絶滅の危機に直面。魚網にかかるケースが続出 (2/3ページ)

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“生きた化石” シーラカンス | ナショジオ

・最近になって増えたシーラカンス捕獲、その理由は?

 最近、なぜかそんなシーラカンスが捕獲されるケースが増えているのだという。『SA Journal of Science』(3月29日付)に掲載された研究によると、どうやらサメの需要と関係があるようだ。

 1980年代以降、世界ではサメのヒレや油の需要が増加している。そのためにサメ漁師たちはより深い海に適した「刺し網」(縦に張る魚網)を利用するようになった。そこにシーラカンスがかかってしまうのだ。

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・再び絶滅の危機に

 こうした刺し網は、シーラカンスの発見には役立ってきたが、その一方で最大の脅威でもあるとResolve sarlのアンドリュー・クック氏は懸念している。

状況を調査したところ、(捕獲数に)仰天しました。マダガスカルに生息するシーラカンスをモニタリングしたり、保全したりしようなどという積極的な試みがなかったにもかかわらずです(アンドリュー・クック氏)

 元々シーラカンスはワシントン条約で絶滅危惧種に指定されている。それなのに、マダガスカル周辺ではここ数十年で100匹以上が捕獲された可能性があり、2010年にいたっては1週間で1ダースのシーラカンスが報告されたこともあるという。
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