「トランプの方がマシ」の声も!プーチン大統領、ノーベル平和賞推薦の余波 (1/3ページ)
ロシアの通信社「スプートニク」が、2021年のノーベル平和賞の候補者リストに、プーチン大統領が加えられたと報じたのは5月14日のこと。報道によれば、プーチン氏を推薦したのはセルゲイ・コムコフ氏というロシアの有名作家で、推薦状はすでに昨年9月、同委員会に発送済みなのだという。国際問題に詳しいジャーナリストが語る。
「実はプーチン氏がノーベル平和賞に推薦されるのは、2014年に次いで今回で2度目。1度目に推薦したのは『世界市民の精神結束・連携国際アカデミー』という平和運動を行っているロシアの反戦団体で、彼らはノーベル平和賞を受賞しながら、シリアを攻撃すると威圧したオバマ元米大統領を非難。一方、プーチン氏はシリアに自発的な化学兵器の廃棄を求め、交渉によって武力行使を防いだとして、非軍事的解決策の仲介に努力したことを高く評価、それが推薦理由だとしていました。