百貨店が小池百合子を論破! 都知事への“お言葉”にネット上から称賛の声

まいじつ

百貨店が小池百合子を論破! 都知事への“お言葉”にネット上から称賛の声

東京都で発令されている緊急事態宣言は、もともとGW期間中のみの〝短期集中型〟だった。しかしギリギリになって5月末までの延長が確定し、事業者や経営者はいつ終わるか分からない〝休業要請〟にピリつき始めている。そんな中、小池百合子都知事の口から〝百貨店つぶし〟とも捉えられる発言が飛び出し、批判が殺到する事態に。

コトの発端は、長引く緊急事態宣言下の休業要請に都内の百貨店各社が、生活必需品の範囲を見直す動きを見せたこと。対して東京都は、休業要請の範囲を守るように再度要請している。

また5月15日に行われた定例会見で小池都知事は「いわゆる高級衣料品などの豪奢品は生活必需品には当たらない。百貨店においては営業を行うに当たって生活必需品の趣旨を十分理解の上でご協力いただきたい」とコメントし、百貨店の動きに釘を刺していた。

しかし、この動きは火に油を注いだ形になってしまったようだ。小池都知事の発言に対して、三越伊勢丹の広報担当者は「高級かどうかはお買物いただくお客様の受けとめによって異なりますので、〝高級衣料品=○○〟という決まった定義はございません」と見解を提示。19日以降の営業については、ショップごとに対応するとしている。

小池都知事に“強気”な百貨店の姿勢に称賛の声

一連の騒動で明らかになったのは、小池都知事の価値観と対応力の欠如具合。協力金が保証されないまま休業要請に従っている事業者に対して、具体的な理由を述べずに対応している姿勢に批判が殺到しており、

《スーパーに人が集まるのはOKで、百貨店に集まるのはNGって確かに意味わかんないよね。スーパーの密具合を知らないから言えるんだよ》
《ショッピングモールに比べたら百貨店の方がきっちり対策してるよ。クラスター出てない事実もあるんだから、もう少し頭を柔らかくしてほしい》
《百貨店側の〝とんち勝ち〟みたいになってるけど、もらえるか分からない協力金のために休業することが馬鹿らしくなったんだろうね。これこそ小池百合子さんに勝つ、正攻法なのかもしれない》
《百貨店もそうだけど映画館や図書館なんかも、仕事がなくなって困ってる人がいるってことをもっと真摯に受け止めてほしいな》

などの意見が、いたるところから飛び出している。

「都民からの批判が殺到している中、落語家の立川志らくも小池都知事の発言と対応に難色を示しています。5月18日の『ひるおび!』(TBS系)で志らくは、『結局〝ぜいたくは敵だ〟みたいな感じになって、言うことを聞かなかったらお金は渡さないよって脅していくわけですよ』とコメント。政治の最重要課題が医療体制ひっ迫回避であると説明し、『いま、こんなもぐら叩きをしている場合じゃないような気がするんですよね』と小池都知事の対応に厳しい意見を述べていました」(時事ライター)

いま小池都知事に求められているのは表面的なコロナ対策ではなく、都民を必死で守ろうとする謙虚な姿勢なのかもしれない。

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