大阪市長が“教育現場の声”を批判! 地元民は「悪夢みたいな政治」と猛反発 (1/2ページ)

まいじつ

大阪市長が“教育現場の声”を批判! 地元民は「悪夢みたいな政治」と猛反発

コロナ禍で教育現場が混乱を極める中、「大阪市立木川南小学校」の久保敬校長が、大阪市長・松井一郎氏に実名で「提言書」を送った。これにSNSなどでは称賛の声が相次ぎ、「#木川南小学校長を支持します」というハッシュタグがトレンド入りを果たしている。

久保校長が送ったのは「豊かな学校文化を取り戻し、学び合う学校にするために」という提言書で、テストの点数などで、子どもたちを選別する現在の教育に異議を唱えるもの。また、コロナ禍においては場当たり的なオンライン授業等の導入で、教育の現場、ひいては保護者や児童生徒にも大きな負担が掛かっていることなども訴えかけていた。

具体的に提言書の一部を抜粋すると、《コロナ禍により前倒しになったGIGAスクール構想に伴う一人一台端末の配備についても、通信環境の整備等十分に練られることないまま場当たり的な計画で進められており、学校現場では今後の進展に危惧していた》との文言が。確かに取り急いでタブレット端末を配布したのはいいものの、〝学校の通信環境がファミリープランで動画すら開けない〟といった話はよく耳にする。

教育現場を改善するには市長になるしかない?

そんな久保校長の提言書に関して、松井市長は「前提としては対面(での授業)が一番ふさわしい」としながらも、「緊急事態であったので、スピード感を持って、1人1台の端末を活用しようと判断した」と説明している。さらに久保校長の「『競争』ではなく『協働』」を目指す教育論にも、「校長なのに現場が分かってない」「社会人として外に出たことはあるんか」などと反論。久保校長の〝現場の声〟は、松井市長には届かなかったようだ…。

しかし、ツイッター上では「#木川南小学校長を支持します」というハッシュタグが広く拡散され、

《市長のパワハラもどきの発言に負けず頑張ってください!》
《現場での混乱の報告があったら、それに真摯に耳を傾け、善処策を考えるのが市長の仕事》
《この校長先生が処罰されるようなことがあれば、大阪では子どものことを大事にしてくれる先生はいなくなると思う》
《現場の先生方は間違っていることを間違ってるとも言えないくらい疲弊しています。

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