地球を襲った5回の大量絶滅「ビッグファイブ」から学ぶ、現在進行中の種の激減が及ぼす影響 (2/5ページ)

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 ほかにも有害な金属が海に流れ込んだことが原因とする説、超新星から放たれたガンマ線がオゾン層に大穴を開け、大量の紫外線が降り注いだとする説、火山が原因とする説もある。


The Ordovician Extinction Documentary

・2度目:F-F境界(3億6500万年前)絶滅率:75%

 後期デボン紀におけるフラメニアン期とファメニアン期の境目で発生。デボン紀はいわば「魚の時代」で、古代海洋生物が興亡した時期だ。すでに生物は陸上に進出していたが、大多数は海で暮らしていた。が、それも木や花といった維管束植物の登場によって終わりを迎える。
 
 植物が根を進化させると、岩だらけだった陸が栄養豊かな土に変わっていった。これが海に流れ込むと、大量の藻類が繁殖するようになる。海中から酸素が奪い取られる結果となり、海洋生物を窒息させてしまったのだ。

 異説もあり、海洋の酸素濃度が低下したのは、火山の噴火が原因とする説もある。


Exploding Star Triggered Mass Extinction

・3度目:P-T境界(2億5300万年前)海洋生物96%、陸上生物70%

 ペルム紀と三畳紀の境目では、地球上に生息していた全生物の90%が絶滅した。地球史上最大の大量絶滅で「大絶滅」とも呼ばれる。

 原因は現在のシベリアにあたる地域で火山活動が活発化し、それによって噴出した二酸化炭素によって気候が激変。海の水位が上昇し、酸性雨まで降り注いだことだと考えられている。二酸化炭素はさらに海水に溶け、海洋生物を害し、酸素まで奪った。
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