地球を襲った5回の大量絶滅「ビッグファイブ」から学ぶ、現在進行中の種の激減が及ぼす影響 (3/5ページ)

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 当時、大陸は1つにまとまりパンゲア超大陸が形成されていたが、このために海流が生じず、二酸化炭素の蓄積が長期化したという説もある。また海水温の上昇も海水から酸素が奪われた原因とされる。

 特に打撃を受けた生物にはサンゴがいる。大絶滅からサンゴが再び回復するには1400万年の時間がかかった。


The Permian Extinction

・4度目:T-J境界(2億100万年前)絶滅率80%

 三畳紀は新しい生命が増加し、恐竜が進出し始めた時代だ。だがジュラ紀との境目にまたも大量絶滅が起きることになる。

 その原因ははっきりしていないが、現在の大西洋一帯で火山が活発化したことではないかと推測されている。

 P-T境界と同じく、火山から大量の二酸化炭素が排出され、気候が激変。気温が上昇したことで世界中の氷が解けて、海の水位が上昇するとともに、酸性化も進行。これが海洋生物と陸上生物を絶滅に追いやったとされる。

 二酸化炭素の増加が永久凍土に閉じ込められていたメタンの放出にもつながり、気候を激変させたとする説もある。


Lecture 1 Triassic Jurassic

・5度目:K-Pg境界(6600万年前)絶滅率75%

 おそらくもっとも有名な大量絶滅は、中生代と新生代の境目に起きたこの大量絶滅だ。恐竜が絶滅したのはこの時期だ。

 現在のメキシコ、ユカタン半島にあたる地域に、直径13キロの小惑星が時速7万2000キロで落下。
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