藤波辰爾 息子のLEONAがプロレスラーになるのは反対だったが… (1/2ページ)

アサ芸プラス

藤波辰爾 息子のLEONAがプロレスラーになるのは反対だったが…

テリー 今、藤波さんの団体「ドラディション」では息子さんのLEONA選手もプロレスラーとして活躍してますよね。

藤波 僕は大反対したんですけどね。絶対プロではやらせたくないっていうのがあって。

テリー あ、そうなんだ。子供の頃から大スターのお父さんを見てたら、やりたくなる気持ちもわかりますけどね。何で最後は折れたんですか。

藤波 ちょうど僕の40周年記念の時に後楽園ホールで大会をやったんですね。それで最後の試合が終わり、選手全員がファンサービスでリング上に整列してね。猪木さんにもダーッ! をやってもらって、お開きにしようと思ったら、リングサイドでマイクを持ってしゃべってる子がいたんですよ。それがうちの息子なんです。何か熱弁ふるってるから聞いたら、よく聞き取れるんですよ。僕と違って滑舌がいいから(笑)。

テリー アハハハ!

藤波 で、聞いたら「僕はプロレスラーになりたいんです。リングに上げてください」とか言ってるんです。僕はもう頭が真っ白になって、何が起きたかわからなかったんですけど、お客さんからは大拍手が起きて、もうこれは許さざるを得ないだろうって。それで結果的にデビューさせることになったんですね。

テリー 息子さんの試合ぶりはいかがですか。

藤波 怖いですね。いつも舞台袖とか、いろんなところから見てるんですけど、自分の試合よりもよっぽど心配です。

テリー そりゃそうだよね。大先輩としてアドバイスすることもあるんですか。

藤波 そうですね。身長が173センチで、今、体重は90キロかな。リングに上がるにしては体が小さいので、「レスラーとしての体を作れ」ということは常に言ってますね。とにかく飯を食わせて、練習をさせてね。

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