朝ドラ『おかえりモネ』低視聴率の原因は?「全然心に残らない」と冷めた声

まいじつ

朝ドラ『おかえりモネ』低視聴率の原因は?「全然心に残らない」と冷めた声

俳優の清原果耶が主演するNHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第12話が6月1日に放送。世帯平均視聴率が17.1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)だったことがわかった。

同作は清原演じるヒロイン・永浦百音が、宮城県の気仙沼市で生まれ育ち、山で豪雨に見舞われたことをキッカケに気象予報士を目指す物語。やがて故郷の島へ戻った百音が、予報士としての能力を活かして地域に貢献していく姿を描いている。

第1話では19.2%と幸先のいいスタートを切ったが、第3週に入り、物語がかなり進んできたにもかかわらず、いまだ20%超えは一度もなし。今回の視聴率は前回から0.1ポイント微減だった。

視聴者からは、

《ドラマが一向に盛り上がらないんだよね。いい俳優さんいっぱい出てるのに、なんだかもったいない》
《観ていて全然心に残らない。視聴者をつなぎとめようという意思がここまで感じられないドラマも珍しいな》
《モネの内面がほとんど見えてこないので、感情移入がしにくい。よく知らない人がよく知らない人とよく知らない話題で盛り上がっているのを、ずっと横で見せられている疎外感…》
《ツイッター見てると、半分以上が某ジャニタレに対する「かっこいい」っていう感想なんだよな…。今のところ、内容がなさすぎて辛い》

などと、冷めた声が聞こえてくる。

『おかえりモネ』のストーリー展開は平凡すぎる?

「スタート当初は清原の〝透明感〟が話題になったことや、久しぶりの現代劇ということで、かなり期待が高まっていました。しかし、フタを開けてみれば、思ったよりも視聴率が伸びず、先行きに暗雲が垂れ込めています。もともと朝ドラは『花子とアン』や『マッサン』、『あさが来た』など、時代物のほうが視聴率が伸びる傾向があります。通常は物語が進むにつれて盛り上がっていくのですが、いまだにハマれないという人が多いのは、脚本にも問題があるのでしょう」(テレビ誌ライター)

主人公の百音は、震災に遭ったことを除けば、ごくごく普通の女の子。大きな悩みもなく、また特別な事件も起こらない。ただ自然の中で美少女が微笑んでいるだけといっていいだろう。ドラマ通からは、《受け身の無表情が最高!》と、清原の存在感を称賛する声があがっているが、どうやら一般の視聴者にはそこまで魅力的には映っていないようだ。

清原が美少女なことに異議を唱える人はいないだろうが、視聴者が入り込めるようなストーリー展開が待ち遠しいところだ。

【画像】

Sofia Zhuravetc / Shutterstock

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