黒魔術にドイツのスパイ、少年たちが木の中から見つけた不可解な白骨化女性の真相とは【未解決事件ファイル】 (2/2ページ)

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この落書きはその後、数カ月にもわたり周辺地域で散発的に書かれたという。

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 この事件は2021年6月現在も未解決のままだが、当初警察の捜査では「黒魔術」の儀式による犯行説も疑われていた。手が切断され、骨が散らばっていた遺体の状況は、オカルト儀式として当時知られていた「栄光の手」と類似していたからだ。また、落書きに書かれていた「ベラ」という名前は、オカルトと関連性が高い「ベラドンナ」に結びつけられているのではないかという声もあった。遺体が木に隠されていたのも、「死んだ魔女を木の中に閉じ込めることによって来世に害を及ぼすのを防ぐ」という言い伝えとつながっている点も根拠の1つだという。

 他の仮説には、ドイツのスパイ説もあった。第二次世界大戦中にイギリスがこの地域で数人のドイツ人スパイを捕らえたことから、被害者は戦時中のスパイに関係しているのではないかというものだ。実際、地方新聞社のもとに「被害者は軍需工場について調査していたドイツのスパイだ」という手紙が送られたこともあったそうだ。しかし、警察は手紙の内容を虚偽と判断し、捜査は行われなかった。

 犯人はおろか、身元さえ特定されていない白骨化遺体。なぜ遺体は木の中に置かれたのか、落書きは一体何を示しているのか。黒魔術もスパイも結局噂止まりで捜査にはつながっていないものの、それらを含めて多くの謎が残されている事件である。

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