日本3Dプリンター株式会社が高い造形安定性と寸法精度を持つ世界初の国産3Dプリンター用ポリプロピレンフィラメント「3D magic」の造形レポートを掲載 (4/5ページ)
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造形の結果、ナチュラルポリプロピレンで造形したボートと比較して、ブリッジの部分も垂れることなく綺麗に造形でき、煙突部分も歪みがありませんでした。「3D magic」は材質がポリプロピレンであるため、ビルドプレートにポリプロピレンシートの貼り付けが必要不可欠ですが、造形に影響が出るほどの反りは無く、ナチュラルポリプロピレンよりもポリプロピレンシートへの定着性は高いことも確認できています。
また、フィラメントにファイバーが入っているため、通常の真鍮ノズルでは摩耗のリスクがあり、タングステン強化ノズルに交換する必要があります。なおメーカーによるとグラスウールはグラスファイバーよりもノズルへのダメージは少ないですが、わずかな摩耗は避けられないとのことです。
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さらに、約150×150×60ミリのポンプハウジングの大型造形にも挑戦しています。ナチュラルポリプロピレンの場合、大きなサイズは収縮によってポリプロピレンシートごと造形物が反り上がってしまいます。また、造形物を支えるサポートは造形物と完全に接着してしまい剥がすことが困難になります。