カラスは別格。カラスの脳は鳥頭ではない。その知能の高さは平行進化にあり(ドイツ研究) (3/3ページ)
平行進化とは?
生物の進化に関する現象のひとつで、異なった種において、似通った方向の進化が見られる現象を指す。平行進化の結果、同様の生態的地位についたときに、系統に関わらず身体的特徴が似通った姿に進化する場合もある。
「鳥類では多くの機能が他の動物とは異なっていることが分かっている。これは、長い進化の歴史の中で鳥類の祖先である恐竜と我々人類は分岐していったからである」レナ・ベルト博士はこう述べている。「このことから、違った分析により知的な行動がどのように生まれてくるのか、これに対する答えが見えてくるかもしれない」
鳥類と霊長類はそれぞれ違った脳を持っている。しかし、意思決定に関わる細胞群は両者ともとても似ている。この事から、進化の歴史を通し両者に共通する原理というのが再び現れたことが分かる。
「構造的に大きく異なった羽 を持つ鳥とコウモリを比較するこで航空力学的に違うと結論を出せるのと同じように、鳥類と哺乳類の脳の関連した領域で機能的に同じ所や異なる所を観察することでどの程度脳が働いているのか断定することができる。」と、アンデレアス・ニーデルはそう結論づけた。
References:sciencedaily / written by Copris
というわけで、カラスは鳥にあって鳥頭にあらず。霊長類並の知能は持ち合わせているようだ。カラスの容姿がまっ黒で、その鳴き声も人間にとって耳ざわりが良くない理由は、もしかしたら人間に「きゃーかわいい」とか庇護されなくても余裕で生き抜けるほどの知能を持っているからかもしれないね。いや私は格別に大好きだけど。