針がかりもスマホで確認!?「水中ドローン」が釣りの概念を劇的に変える! (2/2ページ)

Asagei Biz

 既にユーチューブなどでは水中ドローンを使って釣りをやってみた動画が上がっていて、それを見れば全く違った釣り体験が出来ることがわかる。ドローンだから水中を自在に潜らせてどこに魚がいるかはスマホやタブレット端末で確認でき、そして魚がいるポイントにエサを仕掛け、実際に魚がエサに食いついたところまで確認できる。ここまでくると単なる釣りというより、シュノーケリングやダイビングの映像を加えた新たなレジャーと言えるかもしれない。

「18年ごろからそれらの操作を行える『釣り専用』の水中ドローンが販売されるようになって、その他、例えば高性能センサーとGPSで魚群を捉えるだけでなく、水中の地形や障害物の有無、水深や水温が分かる上に、さらに餌撒きまで行って魚を集めてくれる水上の魚群探知型ドローンなんてのもあります。価格はだいたい10万円ほど。海外メーカーが先行していてまだ国内にはあまり入ってきていません。今後、あらゆる分野で水中ドローンの認知が広がることで、こうしたレジャーでの活用も広まってくるでしょう」(前出・ジャーナリスト)

 昔から釣りは人間と自然との1対1の真剣勝負などと言われてきた。「もうそうなったら釣りじゃない」と、本当の釣り好きからは認められないかもしれないが、これからの釣果はロボット操作の如何にかかっているのかもしれない。

(猫間滋)

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