「怖い体験」を100円で買い取ってくれるお店があった 尼崎の怪談作家が営む「売買所」に注目集まる (5/5ページ)
どこにも持っていくことが出来ないその体験、それを誰かに真剣に聞いてもらうことにより、解決はしないものの少しすっきりすることが出来る、そんな効果もあるようです」(宇津呂さん)
「どちらかといえば一般的に忌み嫌われている怪談で誰かの役に立つことが出来る」というのは、宇津呂さんにとっては「痛快であり、とても嬉しいこと」なのだそうだ。
「怪談は日本という土壌が育んだ文化です。文化は、人や社会が必要としているからこそ生まれるもの。そして現在でも怪談が夏の風物詩として社会的に認知されているということは、まだまだ怪談文化が日本人から必要とされているからだと考えられます。怪談売買所はそんな怪談文化に誰もが気軽に、簡単に触れられる場として機能しているのかもしれません」(宇津呂さん)
読者の皆さんの中で、「これは」という体験談を持っている人は、宇津呂さんの「怪談売買所」に足を運んでみてはいかがだろうか。