戦略コンサルが明かす「知らないうちに評価が下がるポイント」 (4/5ページ)
「自分の時代」がすべてだと思っている人が何か新しいサービスを生み出すのは無理なので。
じゃあ、彼らの感覚をどうやって知るかというと、接触するしかないじゃないですか。こちらは教えてもらう側ですから、年下の人を食事に誘う時は「ごちそうさせてください」って言いますよ。
――普通は「ごちそうしてあげるよ」なのに「ごちそうさせてください」なんですね。
高松:「ごちそうしてやるよ」って言っちゃう人はポンコツです。誰だって上司と食事するのって気が重いじゃないですか。目上の人と食事するのってみんな基本的に嫌なんですよ。そこをまず理解しないと。
だからこそ、「ごちそうさせてください」なんです。言葉尻だけの話ですけど、相手の気持ちってけっこうそこにひっぱられたりするので。たとえ自分の方が立場が上でも、時代の先端の話を聞かせてもらえるのですから「ごはんを一緒に食べさせてもらっている」くらいがちょうどいいんですよ。
――周りの人に愛されるための「チャーム」も大切ですよね。仕事の実力はさほどではないけれど「この人のためなら力を貸してやろう」と周りに思わせる人もいて、そういう人には例外なく「チャーム」があるものです。
高松:たとえば人を動かすとき、すべてロジックで説明して説得してもいいんですけど、ロジック抜きで「まあ、あの部長が言うなら、いっちょ乗ってみっか」と思わせるのも大事なビジネススキルであって、それこそが「チャーム」の力です。
チャームは、言い換えるなら「ファンを作る力」です。だから「お金を稼ぐこと」にも直結するスキルだと思います。
――ただ、「チャーム」は経験を積んで自信がついてくると忘れがちな気がします。高松さんがチャームの大切さに気づいたエピソードがありましたら教えていただきたいです。
高松:高校時代に「ウィニング受験英語」っていう英語の塾に通っていたのですが、大学生になってから、その塾のチューターのアルバイトをしたんですよ。