医療診断向けAI市場、2025年に38億6800万米ドル到達予測 (1/3ページ)
株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「医療診断向けAIの世界市場 (~2025年):コンポーネント (ソフトウェア・サービス)・用途 (体内診断・放射線・OBGY・MRI・CT・超音波・IVD)・エンドユーザー (病院・診断ラボ・画像診断センター)・地域別」(MarketsandMarkets)の販売を6月30日より開始いたしました。
医療診断向けAI市場は、2020年の5億500万米ドルからCAGR50.2%で成長し、2025年には38億6800万米ドルに達すると予測されています。この市場の成長の主な要因は、AIベースの技術の採用を増やすための政府の取り組み、医療分野におけるAIツールの需要の増加、放射線科医の作業負担軽減への関心の高まり、大規模で複雑なデータセットの流入、AIベースのスタートアップ企業への資金提供の増加、業界を超えた提携や協力関係の増加などです。
COVID-19の医療診断向けAI市場への影響
COVID-19パンデミック状況下では、病院での安全確保や、患者の治療に備えるためのマンパワー、機器、消耗品などへの投資が必要となります。このパンデミックは、医療の進歩のためにAI技術を活用する市場機会となっています。
COVID-19の検出とフォローアップにおける高度なイメージングツールとして、X線検査やCTスキャンに適用されているAIとラジオミクスは、感染の有無の診断を可能にしました。これは、胸部X線に使用されるAIアルゴリズムとラジオミクスが、大規模なスクリーニングプログラムを引き受けるのに役立つからです。例えば、中国の中南病院では、放射線技師が不在でも、AIを使ってCTスキャンを解釈し、COVID-19の症状を特定することができます。同様に、米国フロリダ州のタンパ総合病院では、AI技術により、患者が病院スタッフと接する前にCOVID-19のスクリーニングを行っています。また、米国・ボストンのマサチューセッツ総合病院では、AIを搭載したロボットを使用し、COVID-19患者のバイタルサインを取得しケアを行っています。医療スタッフは、病気の蔓延を抑制し、人との接触を減らすことができます。