前田慶次、長坂信政!戦国武将の憧れ・朱槍を許された猛将たちのエピソードを紹介 (2/4ページ)
小説『一夢庵風流記』やマンガ『花の慶次』で人気の高い慶次は、上杉景勝(うえすぎ かげかつ)の客将となった際、その朱槍に抗議した者たちがいたそうです。
「前田殿は、いったい当家にいかなる武功あって皆朱の槍を許されているのか?」
ここで普通なら「郷に入っては郷に従え」で朱槍を遠慮するのでしょうが、そこは腕に覚えの前田慶次。
「何だよ、ケチくせぇ。そんなに持ちたきゃ、みんなで持ちゃいいだろうが。何なら折角の機会だから、いっちょう手柄争いとしゃれこもうぜ」
とばかり、景勝に頼んで全員朱槍を持たせてもらったのでした。こうなっては抗議した者たちも退くに退けず、みんな必死に戦ったということです。
真偽のほどはともかくとして「慶次(アイツ)ならやりかねない」という期待感が、実に痛快なエピソードですね。