世界のコロナ「11変異株」危険度ランキング(1)空中を舞うエアロゾルが… (3/3ページ)

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「ウイルスは、人体で自らを複製することで増殖します。しかし、ある一定の確率で一部の遺伝子情報が抜け落ちたり、書き間違えるなどのエラーが生じます。多くの場合、このエラーは意味を持たないのですが、ごく一部に、致命的に増えやすいなどの進化をしたウイルスができるのです」(上氏)

 凶暴化したウイルスを生み出す突然変異である。

 社会部記者が語る。

「国内の新規感染者はすでに、従来の中国・武漢由来から、8割がこうした変異種に塗り替わっています。さらに言えば、その半数がイギリス由来のアルファ株だったのが、徐々に増加してきているのがこのインド由来のデルタ株なのです」

 とめどない変異株の勢いは、もはや日本国内でも見過ごせない脅威となって立ちはだかっているのだ。

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