世界のコロナ「11変異株」危険度ランキング(1)空中を舞うエアロゾルが… (1/3ページ)

Asagei Biz

世界のコロナ「11変異株」危険度ランキング(1)空中を舞うエアロゾルが…
世界のコロナ「11変異株」危険度ランキング(1)空中を舞うエアロゾルが…

 ワクチン接種に乗り遅れた日本を尻目に、諸外国では大規模なスポーツイベントが開催されている。しかし、その会場では驚くべき大規模クラスター感染が発生していた。

 6月18日、サッカーの聖地ロンドン・ウェンブリースタジアムで行われた欧州選手権。スコットランドvsイングランド戦の試合後、観戦に訪れたスコットランドサポーター約2000人が新型コロナ陽性となったことが判明。同大会では、21日にロシア・サンクトペテルブルクで行われた試合後にも、フィンランドサポーター約300人の感染が確認されているのだ。

 この原因について、医療ガバナンス研究所・上昌広理事長が分析する。

「この衝撃的なクラスター感染を受け、変異したデルタ株は空気感染も引き起こすという可能性が高い。通常、サッカー競技場など屋外では、飛沫の小さい微粒子がエアロゾル(飛沫核)となっても風などで巻き上げられ、一瞬で自然換気が行われるため、感染することはありません。

「世界のコロナ「11変異株」危険度ランキング(1)空中を舞うエアロゾルが…」のページです。デイリーニュースオンラインは、欧州選手権デルタ株新型コロナウイルスエアロゾルサッカー社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る