世界のコロナ「11変異株」危険度ランキング(1)空中を舞うエアロゾルが… (2/3ページ)
しかし、応援のために大声を出したことなどにより、大量のエアロゾルが空気中を浮遊し、それを吸い込んだとみられます」
微量なエアロゾルの吸引でさえ、感染を引き起こす変異株というわけだ。
これから真冬を迎える南半球のブラジルで行われているサッカー南米選手権でも、選手82人がコロナ陽性となるという不測の事態が起こっている。
また、オーストラリアでは、感染者の急増により6月26日から首都シドニーなど主要4都市でロックダウンに踏み切った。特に、陽性の空港送迎タクシー運転手とすれ違っただけで感染させられるという衝撃的なケースも報告されているのだが、いずれもデルタ株が原因だという。
「ただ黙ったまますれ違うだけならば、感染することはありません。やはりこれも、くしゃみなどで空中を舞っていたエアロゾルを吸い込んだものとみられます。いずれにしても、これまで日本では三密を避けるなど唾液による飛沫感染ばかり警鐘を鳴らしてきましたが、今後は空中を舞うエアロゾルに注意しなければならない」(上氏)
立ち話は15分まで、という従来のぬるい防御法では、もはや丸腰でコロナに立ち向かっているのも同然、ということか。このデルタ株の正体とは─。