誰もが知る名作が勢ぞろい 読書が楽しくなるなぞりがきが登場! (1/3ページ)

新刊JP

誰もが知る名作が勢ぞろい 読書が楽しくなるなぞりがきが登場!(*画像はイメージです)
誰もが知る名作が勢ぞろい 読書が楽しくなるなぞりがきが登場!(*画像はイメージです)

太宰治に夏目漱石、川端康成、谷崎潤一郎などなど。
普段それほど読書をしなくても、こうした「日本の文豪」の名前なら知っているという人は多いはず。もしかすると「恥の多い生涯を送って来ました。」(『人間失格』)、「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」(『吾輩は猫である』)といった一節に、教科書などを通じて触れたことがある人もいるのではないか。

ただ、作家の名前は知っていても、作品となると「いつかは読んでみたいけどなかなか手が伸びない」ということになりがち。『なぞりがき 日本の名作』(ユーキャン刊)はそんな人でも日本文学の魅力に触れることができる一冊だ。また過去に読んだことがある作品も、「なぞりがき」をすることでこれまでとは違った側面が見えてくるだろう。

■誰もが知る名作が勢ぞろい!日本文学の粋に触れるなぞりがき

表紙

なぞりがきに集中することで、「瞑想」のように精神的な安定が得られる点はシリーズ前作の『なぞりがき 般若心経』『なぞりがき 百人一首』と同様だ。美しい手書き文字が身につくのもうれしい。

まずは『こころ』(夏目漱石)のページを開いてみた。この記事の筆者は高校の現代文の授業で触れた思い出があり、懐かしい。ちなみに夏目漱石といえば旧千円札でおなじみだが、紙幣の肖像に小説家が登場するのは漱石が初だったのだとか。

また小説家というと「ペン一本で勝負するフリーランス」というイメージが強いが、漱石は朝日新聞社の社員として月給をもらいながら新聞に掲載する小説を書いていたのだそう。ベストセラー作家になったのは死後のことなので、多額の印税こそ入らなかったが、収入は安定していたのかもしれない。作家たちにまつわるこうしたエピソードが本書には随所にちりばめられていて、読み物としても楽しい。

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