コロナ「完結葬」は究極の「手間いらず永代供養」(3)専門ライターが「訃報」を作成 (2/2ページ)

Asagei Biz

メールやLINEで送ることができるので好評です」

 まだ発足して2年足らずの完結葬だが、口コミなどでジワジワと広がり、現在は協力寺院も20以上に増えている。今後は京阪神だけでなく、直葬が多い東京をはじめ、全国の1市、1区にひとつ、完結葬を行う寺院を広げていきたいと、釈清浄氏は言う。

「これから先に亡くなるのは、後期高齢者の団塊の世代です。その喪主はロストジェネレーション世代と言われる、半分以上が非正規雇用で、月の収入が20万円前後の人になります。そうなれば100万円以上はおろか、30万円の葬儀代を出すことも難しいでしょう。気持ちはあるけど背に腹は代えられずできない、という悲しい事態になります。仏教は死んだ人のためにあるのではなく、生きている方がこれからも元気はつらつと生き抜いてもらうためにある。完結葬はこの先、新たなスタンダードになっていくでしょうね」

 価格の安さだけではなく僧侶がいることにより、故人との別れをきちんと認識。「墓じまい」が話題になる昨今にあって、「その先の問題」まで解決できる。完結葬は、現代コロナ社会の世相に沿った、新葬儀なのではないか。

*「週刊アサヒ芸能」7月22日号より

【写真ギャラリー】大きなサイズで見る
「コロナ「完結葬」は究極の「手間いらず永代供養」(3)専門ライターが「訃報」を作成」のページです。デイリーニュースオンラインは、完結葬葬儀訃報社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る