コロナ「完結葬」は究極の「手間いらず永代供養」(3)専門ライターが「訃報」を作成 (1/2ページ)

Asagei Biz

コロナ「完結葬」は究極の「手間いらず永代供養」(3)専門ライターが「訃報」を作成
コロナ「完結葬」は究極の「手間いらず永代供養」(3)専門ライターが「訃報」を作成

 実はこうした遺族の心情には、「墓問題」から解放された安堵感も潜んでいた。

葬儀は選べる時代ですが、遺骨の問題はいろんな事情が重なり、悩むものです。そのために七回忌までの法要を設けています。合祀が目的ではなく、お骨の最後の行き場に迷っているのであれば、預かっている丸6年の間にゆっくり考えるという選択肢ができるからです。その結果、『お墓に入れることができるようになったので、遺骨を引き取ります』という連絡もあります」(釈真見氏)

「まごころ完結葬」を行っているワンズライフストーリーの池澤裕子代表は、自身も墓がなく、長い間、親の骨を納骨できなかった事情もあって、賛同した取次店のひとつだ。

「10年ほど葬儀事業に関わってきましたが、完結葬を紹介し始めてからは、さらにニーズの多様化を感じていますね。完結葬に何かをプラスしたり、一周忌、三回忌の法要だけ来てほしい、というような個別の問い合わせも多く、対応するようにしています。関連会社が広告代理店をやっているので、故人の資料を元に専門のライターが文章を作り、家族との思い出などを記した訃報『デジタル礼状 まごころ便り』も独自の試みで実施しています。

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