ロッテ・佐々木朗希に囁かれ始めた「ブルペンでは怪物、マウンドは別人」 (1/2ページ)

Asagei Biz

ロッテ・佐々木朗希に囁かれ始めた「ブルペンでは怪物、マウンドは別人」
ロッテ・佐々木朗希に囁かれ始めた「ブルペンでは怪物、マウンドは別人」

 令和の怪物・佐々木朗希がエキシビションマッチ初戦となる阪神戦でつまずいた(7月27日)。初回、佐藤輝明に2ランを浴びた。この日の最速は156キロ。41球を投げて3回3安打2失点。佐藤の2打席目は3球三振とやり返しているものの、「怪物」の称号に相応しいピッチングは見られなかった。

「次回登板と合わせて、今後、先発ローテーションでやっていけるのかどうか、合否が下されると思います。通常のローテーションと同じ『中6日での登板』ができるのかどうかが、次回8月3日の登板でテストされます」(ベテラン記者)

 しかし、単に中6日で体力が回復するかどうか、しっかりと調整できるのか否かが問われるのではない。「走者を出すと、投球フォームがおかしくなる」という課題はこれまでにもあったが、ロッテ首脳陣は、ブルペンと試合本番での違いにも着目していたという。

「ブルペンでは、本当に凄いボールを投げています。でも、試合が始まってマウンドに行くと、投球の質が落ちるんです。直球はシュート回転するときもあるけど、合格点ギリギリ。変化球に関しては別人」(関係者)

 緊張感もあるのだろう。ロッテ首脳陣は変化球のクオリティーが落ちることを「準備不足、自分に合ったブルペン投球数がまだ分かっていない」とバツをつけるのと同時に、「せめてスライダーだけでも」と、心配しているそうだ。

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