“元祖・エロカッコいい女”杉本彩のソウルフードは、京都を代表するチェーン店の豚骨醤油ラーメンだった! (2/3ページ)
様々なグラビアも席巻したが、91年には大手のスターダストプロモーションから独立して個人事務所を設立し、「エロスの伝道師」を名乗って、ヘアヌード写真集や官能Vシネマにも出まくった。にもかかわらず、品位を落とさず、バラエティ番組でも重宝された。自身の売りを明確に把握しているのだ。
■生粋の京女
杉本彩は京都市内の出身で、生粋の京女だ。だからか、したたかで計算高い面を持ち合わせ、むしろ武器にしている。父が知人の借金の保証人になり、当人が失踪したため、少女時代には経済的な苦労も抱え、家出をしてまずは地元でモデルを始めた。そんな生い立ちがいっそうメンタルを鍛えたのだろう。
しかも、2014年11月刊行の『オンナの日本酒』(株式会社ドリームシップ)に帯文を寄せるほど、酒にも強くまた通じている。深酒をするのも度々だが、11年9月15日放送の『ひみつの嵐ちゃん!』(TBS系)に出演した際、飲んだ後にラーメンで締めるのは「大人の裏マナー」だと語っている。やはりどこか男勝りなのだ。
同番組で訪れたのは新宿・曙橋の「麺匠 克味」だったが、この店は濃厚豚骨スープで知られている。どうやら〆ラーメンもこってり派らしい。しかし、なんの不思議もない。だって、彩はあの「天下一品」や「ますたに」を生んだ、京都育ちなのだから。
■飲んだあとの〆ラーメン
杉本彩は『dancyu』(プレジデント社)10年4月号の特集『40歳からのラーメン』にも登場している。そこで紹介したのが学生時代から通う、京都では天下一品以上にポピュラーなチェーン店、「ラーメン横綱」の吉祥院にある本店だ。「横綱」は1972年創業。関西中心に全国45店舗を構え、関東でも松戸・柏・千葉ニュータウン店がある。
彩は看板の豚骨醤油ラーメンをよく食べるといい、ここのラーメンは「女性にも愛される、こってり豚骨醤油味の定番」だと太鼓判を押す。また、「お酒を飲んだ後に、何も食べないで寝てしまうよりは、ラーメンをちゃんと食べたほうが、身体に優しいと思うんです。自分の経験からも、やっぱり豚骨や鶏ガラからじっくりとだしをとったスープは、コラーゲンも豊富で美肌にもいい(笑)。