このイケメン武士、何者?戊辰戦争で活躍した上田甚五右衛門のエピソード【上】 (5/5ページ)

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「我らは一体どうすれば……!」

「皆に従い、我らも退きあげるべきでは?」

戊辰戦争で武功を立てた甚五右衛門。歌川国員「當世武勇傳 上田甚五右ェ門」

「……いや。武士がひとたび戦さ場へ出たならば、勝負を決せずに退くなどありえぬ。まして陣中には畏れ多くも錦旗(※)を掲げておる以上、これを護持して進軍すべし!」

(※)きんき。朝廷の命を受けた官軍であることを示す錦の御旗。

そうした少数の志士たちが気を取り直してなおも進軍。奥羽戦線でも奮闘しますが、いかんせん少数であったため友軍から侮りを受け、藩主が徳川将軍家の縁類であることもあって、後々まで冷遇されたそうです。

※参考文献:
徳島県立文書館 編「特別企画展 庚午事変の群像」徳島県立文書館、2007年1月
庚午事変編集委員会 編『徳島市民双書3 庚午事変』徳島市中央公民館、1970年10月

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