世界の福本豊 プロ野球“足攻爆談!”ソフトボールを金に導いた「当たりゴー」 (2/3ページ)

Asagei Biz

 打者に重圧のかかる大舞台でこそ、機動力野球が重要になる。キャンプでは巨人に勝つために繰り返し練習させられた。他には無死一、二塁で打者がゴロを打った場合、二塁走者は併殺の間に一気に本塁を狙う走塁もよくやらされた。

 侍ジャパンも派手な野球ではなく、緻密な走塁がカギを握ると思う。参加国のメンバーを見たら日本が金メダルを獲得して当然やけど、何が起きるか分からないのが野球。ドミニカとの初戦も苦しみながらの逆転サヨナラ勝ちやった。この原稿を書いている段階ではメダルの行方は分からないけど、細かい作戦がどこまでできるか。稲葉監督のベンチワークも重要になる。

 話は変わるけど、女子ソフトボールが金メダルを獲得した時、自宅テレビの二元中継でチェックしていたのが、阪神とロッテのエキシビションゲーム。藤浪が再び先発ローテ復帰に備えて登板し、4回2失点やった。本来は、こんな裏舞台で投げている投手ではないはず。

 大阪桐蔭で春夏連覇を達成した当時は、投手として大谷より上と評価されていた。侍ジャパンのエースとして君臨していてもおかしくなかった。今年は開幕投手に抜擢されながら、中継ぎに転向。リリーフでも投げてみないと分からないから、使いにくい。それなら、先発で長いイニングを投げさせたほうがいい。

「世界の福本豊 プロ野球“足攻爆談!”ソフトボールを金に導いた「当たりゴー」」のページです。デイリーニュースオンラインは、当たりゴーソフトボール福本豊侍ジャパン野球スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る