武士の誠を見届けよ!幕末「神戸事件」の責任を一人で背負い切腹した滝善三郎のエピソード【上】 (5/5ページ)
(※)威嚇射撃と見たか、殺意をもった危害射撃と見たかは、欧米人の証言者によって見解が異なります。
これが近くに公用で来ていた欧米諸国公使らに銃口を向けることになり、アメリカ海兵隊やイギリス警備隊などを巻き込んだ銃撃戦に発展してしまいます。
死者はなく、負傷者も数名ですんだのは不幸中の幸いでしたが、騒ぎがこれで済むはずはありませんでした。
【続く】
※参考文献:
アーネスト・サトウ『一外交官の見た明治維新 下』岩波文庫、2021年4月
A.B.ミットフォード『英国外交官の見た幕末維新-リーズデイル卿回想録』講談社学術文庫、1998年10月
NHK編『NHK歴史への招待 第20巻 黒船襲来』日本放送出版協会、1989年5月
矢野恒男『維新外交秘録 神戸事件』フォーラム・A、2007年12月
日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan