前田日明「世襲議員なんて差別以外の何ものでもない」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

インパール作戦なんて、たった3週間分の食糧や補給品だけを持って「インドを取ってこい」って、そんなバカな作戦はないですよ。それで従軍した9万人の兵士の約8割が亡くなったり、傷ついたりしてるんです。それもほとんどは戦ったわけじゃなくて、ビルマ国境からインドのインパールまでの約200キロを行軍中に、餓死や病死、あるいは自決してるんです。ガダルカナル島の戦いも似たようなもので、悲惨そのものですよね。

テリー 確かにね。

前田 そんな人命軽視の話ばかり聞かされたら、家族や遺族はどう思いますか。「何なんだ、この国は」って恨みますよね。自分は、日本人の自虐史観はここから始まったと思ってます。日本には日本人を恨む土壌があったんですよ。左翼や共産主義は、そこに乗っかっただけです。

テリー 政治に絶望していて、今後はどういう活動をしていくんですか。

前田 おかしいことはおかしいと、どんどん声を上げて、言い続けることですね。従軍慰安婦の問題なんかもそうですけど「ちょっと違うな」「曲がって伝わってるな」っていう話がいっぱいあるんですよ。そういうことは、これからもどんどん言っていきたいと思ってます。

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