白間美瑠がNMB48最後の1期生として後輩たちへと繋いだ未来へのバトン (3/3ページ)

日刊大衆

 3月に開催された「NAMBATTLE〜戦わなNMBちゃうやろっ!〜」決勝大会にてグループからの卒業を発表した白間。卒業の理由について「NAMBATTLE」におけるグループの成長を挙げていた。

 結成から10年以上もの歳月が経ち、グループも結成時とはまるで異なる新しいグループの形が生まれつつあるが、1期生としてグループの行方を見てきた彼女は、これまでのグループが持ち合わせていた闘争心こそ今のグループに足りないものだと考えていた。

「NAMBATTLE」で見せたような誰かと競い合い切磋琢磨し合うグループのあり方を見ると、しっかりとNMB48の伝統が受け継がれているのを感じた。これもまた白間が1期生として後輩たちに示してきたからに他ならない。

 2018年に絶対的エースとして君臨していた山本彩が卒業した後のNMB48が次なるエースとして託したのが白間であり、彼女はまたそのバトンをしっかりと継承してきた。NMB48の顔でもあった山本の後を継ぐのはそれなりの重圧もあっただろうが、後世へとNMB48の伝統を引き継いだ彼女の功績は大きいものがある。

 ラストシングルとなった『シダレヤナギ』ではクールで豪奢な衣装を身にまとい、かっこいいNMB48が映し出された白間にぴったりの楽曲となっている。「シダレヤナギ」の花言葉には「愛の悲しみ」や「従順」のほかに「自由」という意味も含まれているらしい。NMB48を卒業し、自由の身となった白間が今後はどんな姿を私達に見せてくれるのか、今から非常に楽しみだ。

白間美瑠プロフィール

 1997年10月14日生まれ、大阪府出身。2010年、「NMB48オープニングメンバーオーディション」に合格し、NMB48の1期生としてデビュー。2014年に10thシングル『らしくない』で矢倉楓子とWセンターに抜擢される。17thシングル『ワロタピーポー』、20thシングル『床の間正座娘』、21thシングル『母校へ帰れ!』、25thシングル『シダレヤナギ』では単独センターも務め、NMB48のエースとして活躍。2019年にはファースト写真集『LOVE RUSH』(集英社)を発売。2021年、「NAMBATTLE~戦わなNMBちゃうやろっ!~」決勝大会にて卒業を発表。8月15日に開催された「NMB48 白間美瑠卒業コンサート ~みるるん、さるるん、ありがとう~」にてNMB48から卒業した。

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