『ヒロアカ』爆豪勝己の“いじめ問題”再燃! フィクションにも広がるキャンセルカルチャー (1/2ページ)
先日、オリンピック開会式で楽曲を担当する予定だったミュージシャン・小山田圭吾が、過去の「いじめ」によって大炎上。いじめは取り返しがつかない行為なのだ…という認識が、あらためて広がることとなった。こうした流れはフィクションの世界にも及んでいるようで、人気漫画『僕のヒーローアカデミア』をめぐって激しい議論が巻き起こっている。
※『僕のヒーローアカデミア』最新話の内容に触れています一部界隈では有名な話だが、同作では第1話からインパクトの強いいじめシーンが描かれていた。中学生の緑谷出久はヒーローになることを目指していたのだが、幼なじみの爆豪勝己はそれを許せなかったようだ。大切に書き溜めていたノートを爆破し、志望校を受けないように言いつけた上で、「屋上からのワンチャンダイブ」を示唆する。
主人公の挫折を描くのはフィクションの常とう手段だが、あまりに過激な描写だったため、拒絶反応を示す読者も。その後、同作は大ヒット作品となり、爆豪は作中トップクラスの人気キャラクターとなるものの、「爆豪のいじめだけは許せない」という声も多かった。
そんな中、8月10日発売の『週刊少年ジャンプ』36・37合併号に掲載された第322話『大・爆・殺・神ダイナマイト』で大きな転機が。爆豪がなぜいじめを行ったのか当時の心境を打ち明け、「今までごめん」と頭を下げたのだ。たんなる言葉での謝罪ではなく、誠実な態度を見せるものだったため、これにて〝禊〟が済んだという見方もある。
過去の罪は簡単には消えない? 賛否両論の議論に!しかし、あまりに過激ないじめ描写だったためか、謝罪を受け入れられないという読者も多い様子。ネット上では、《自殺教唆までした奴が今更謝罪したところで許されるわけねえだろ》《爆豪を肯定できる人間はいじめる側の人間なんだろうな。いじめ加害者に謝る権利なんかないよ》《一方的ないじめっ子がいきなりこれはねぇ、緑谷少年が聖人でなければ許されなかったよ…》といった反発の声が。
また爆豪のいじめ描写から謝罪までの間に、約7年の時が流れているのも気になるところ。