「コロナは永久に終息しない」衝撃報告(3)「死者が出続けるのは仕方ない」 (2/3ページ)
D 国が想定していた集団免疫シナリオは「ワクチンを接種した人は再感染しないこと」と「ワクチンを接種した人は他人にうつさないこと」が前提でした。その2つが消滅してしまったわけですから、危機的かつ絶望的です。菅総理は今、「この際、死者が出続けるのは仕方がない。とにかくその場しぎの策で時間稼ぎをしながら、国民全員のワクチン接種が完了するのを待つしかない」という心境ではないでしょうか。
C 確かにワクチンには相応の発症予防効果と重症化予防効果がありますから、国民全員のワクチン接種が完了すれば、あるいは国民全員が感染してしまえば、その間に大量の死者は出るものの、集団免疫効果で終息に向かう可能性はあります。ただしこのシナリオにもまた、ウイルス学の常識から見て、決定的な見落としが潜んでいます。
─見落としとは?
C 感染予防、発症予防、重症化予防など、あらゆる点で既存ワクチンの防御機能をすり抜けてしまう新たな変異株、いわゆる「エスケープ株」の存在が見落とされているのです。エスケープ株はワクチンの防御機能だけでなく、感染で得た免疫防御機能もすり抜けてしまいますから、現在のデルタ株がエスケープ株に置き換われば「全てはご破算」「イチからやり直し」ということになります。
A 実はつい最近、米CDCも「あとほんの数回の突然変異によって、今あるワクチンから逃れる危険なエスケープ株が出現する」旨の警告を発しました。