「コロナ自宅療養」で命を守るQ&A(2)体温よりも1分間の呼吸数 (2/2ページ)
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酸素飽和度が93%を切り出したらピンチです。そこでデキサメタゾンなどステロイド系の薬を投与すると、早くよくなることが多い。ただ、コロナでは、自覚症状のないまま呼吸状態が悪化する〝ハッピーハイポキシア〟という現象があり、苦しいなと思って調べてみると70台にまで落ちているというケースも実際にありました。いかに的確なタイミングで適切な治療を行うかが大切。本来、中等症Ⅱは家では診てはいけないレベルの状態なのですが‥‥」(田代医師)
近藤医師もその危険性を訴える。
「ホテル療養されていた30代の男性が呼吸苦ということで診断したのですが、酸素飽和度は80台にまで落ちていました。そのためすぐに入院適応と判断しました。糖尿病など基礎疾患がある方は呼吸困難を感じなくなる方が多いため、いち早く呼吸の状態を把握することが重要です。注意しなければならないのが、発症から1週間くらいの時期。ここで急に悪化する人が多い。じっとしていれば大丈夫でも、トイレに行ったり、食事をするだけで息が切れる時には疑うべきです。パルスオキシメーターで酸素の数値を計測して、異変があった際には保健所に連絡することが大事です」(近藤医師)
パルスオキシメーターは保健所などで貸し出しも行っているが、現状では届かないケースも出てきている。不安な場合にはネットで購入しておくべき自宅療養者の必需品だろう。
*(3)につづく
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