東京 銀座や丸の内、日本橋…浮世絵で見て歩く華やかな明治時代の洋風建築【番外編】 (2/6ページ)
『新橋ステンシヨン蒸気車鉄道圖』歌川広重(国会図書館デジタルコレクション)
1872(明治5)年9月12日、文明開化を語る上で外すことの出来ない鉄道が新橋~横浜間に開通した。幕末に外国から鉄道技術は伝わっていたが、幕府が崩壊したことで事業として実現するまでには少し時間を要している。
中心となって事業を推し進めたのは、大隈重信と伊藤博文、そして井上勝だ。井上については前者2名よりも知名度は低いようにも感じるが、幕末にイギリスへ密航して現地の大学で鉄道技術を習得し、今日では「日本の鉄道の父」と呼ばれている。
