男尊女卑が当たり前の江戸時代、数々の武勇伝を残した美人女伊達 「奴の小万」【後編】 (1/3ページ)
前回までのあらすじ
浪速の豪商・木津屋の娘お雪は、教養にもまた柔術にも長けた少女でした。
16歳の四天王寺参りの時に物盗りの男二人を投げ飛ばしてしまいます。その噂は大阪中に広まりやがては芝居にまでなって“奴の小万”と呼ばれるようになります。
やがて家の商売を継いだお雪ですが“奴の小万”の影から逃れられずにいます。そんな時、大阪の一流の知識人である木村蒹葭堂という人物と知り合い、そのサロンの一員として活躍するようになります。
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男尊女卑が当たり前の江戸時代、数々の武勇伝を残した美人女伊達 「奴の小万」【前編】 男尊女卑が当たり前の江戸時代、数々の武勇伝を残した美人女伊達 「奴の小万」【中編】 三好正慶尼宝暦6年(1756)、28歳になったお雪は「女の家主は3年まで」いう法令に従って、番頭に店を譲ります。
そしてお雪はなんと剃髪して尼となり仏門にはいります。そして“三好正慶尼”と号して寺に寄宿しました。
のちにお雪は道頓堀川近くの難波村で知人の家を転々としながら暮らすようになります。そして遊所の芸妓たちに俳諧や和歌・筝などを教えていたようです。そのような暮らしを正慶尼は楽しんでいたようです。

