菅総理の不出馬に涙した進次郎大臣に「兄貴の演技指導受けたら?」の冷めた声
小泉進次郎環境相が9月4日、自身のブログを更新。前日、自民党総裁選に出馬しないことを表明した菅義偉首相への思いを綴った。
小泉大臣は「コロナ対策に専念したい」と語った菅首相の言葉は本心だと思うと前置きし、首相と連日のようにコミュニケーションを取っていたことを明かした。
その上で小泉大臣は、「菅総理を取り巻く政治情勢が厳しさを増す中、総裁選で現職の総理・総裁がボロボロになる結果に終わってしまったら、総理が一年間で成し遂げた実績すら光が当たらなくなってしまう」ことを懸念し、菅首相の実績が評価される環境を作りたいという思いを書き連ね、「評価されていい点は正当に評価して欲しいと思います」と自身の考えを述べた。
「小泉氏は、菅総理が不出馬を表明した3日、取材陣の前で『もっと自分の言葉で語っていただきたかった』と菅総理について評しながら、国民から首相への批判が殺到し、内閣支持率がガタ落ちしてしまっている現状に『菅総理じゃなきゃできなかったことが多かったことは間違いない』などと語って言葉を詰まらせていました。菅総理の側にいながら支持率下落を止められなかった閣僚の一人として忸怩たる思いがあるのでしょうが、ネット上では小泉氏の涙に冷ややかな声も上がっています」(政治記者)
いわく、《泣きたいのはアンタじゃなくて国民の方だよ》《コロナ感染拡大を止められず、医療ひっ迫や、飲食店をはじめとする経済も大打撃。あれほど止めろと言われていた東京五輪・パラリンピックも強行。首相は辞めて当然だろ》《菅首相が正当に評価される環境を作るのが環境大臣なんですか?》《進次郎の泣き芸か。とんだ茶番だな》《小泉進次郎の涙、全然共感できなかった》《兄貴の孝太郎の演技指導受けた方が良かったんじゃないの》《菅総理の相談相手は進次郎だったのか。ダメだこりゃ》と、ネットではネガティブな書き込みが大勢を占めているようだ。
果たして“首相抜き”で行われる総裁選で、自民党総裁に選出されるのは誰になるのか、注目したい。
(石見剣)
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