長嶋茂雄、王貞治…プロ野球のレジェンドたちが残した「天才伝説」とは? (3/3ページ)
自室には、瓶の中でとぐろをまいてるマムシ酒が何本もあったよ」
角氏ら当時の若手の転機ともなった、いわゆる“地獄の伊東キャンプ”。そこでも西本は、独特の存在感を放ったという。
「一級品のシュートを生かすために彼はカーブを習得したんだけど、モノにするまでの過程が独特でした。未完成なうちからコーチを打席に立たせて思いっきり頭にぶつけたり、実戦でもホームのはるか手前でワンバウンドするぐらいのクソボールを平気で投げたり。上達するためなら、恥も外聞も一切、気にしない。そんな気迫を感じたよね」(前同)
9月13日発売の『週刊大衆』9月27日・10月4日号では、このほかにも仰天必至の「伝説」が掲載されている。