「キラキラネーム」は許容されない?デジタル庁創設で審議 (3/3ページ)

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ネットで2021年上半期のキラキラネームランキングなるものを検索してみると、1位は「陽翔」と書いて「はると」と読む名前が人気があったようだ。

 この場合、すぐに「はると」と読める人はそうそうはいないだろう。そしてもし将来、そこのところに本人が不便や不満を感じたとしても、従来であれば「漢字」に沿った「読み」を変えることは出来たが、今度は「読み」に寄せて「漢字」を変えなくてはならないことになる。キラキラネームの場合、「漢字」と「読み」に乖離があるので、この辺りのストレスが生じやすくなる。

 古くは1993年に「悪魔」という名前の出生届が出された「悪魔ちゃん命名問題」が起こったり、19年には「王子」という名前の男性が「肇」という名前に改名したことで全国的なニュースにもなった。DX社会では、子供の名前を付けるにもまた違った事情になってくるようだ。

(猫間滋)

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