まるで呪文か早口言葉…平安貴族・藤原公任の長すぎる肩書と絶えない苦労 (4/4ページ)
「別当参議従三位行皇后宮大夫兼勘解由長官右衛門督備前権守」藤原公任。菊池容斎『前賢故実』
検非違使「洛中で事件が起こりました!」
勘解由使「地方で官人が不祥事を起こしたようです!」
備前国司「領民どもが不平を申し立てておりますぞ!」
「ご指示を!」「ご指示を!」「ご指示を!」
……その後も様々な役職を兼務したり辞めたり、万寿3年(1026年)に61歳で出家・政界を引退するまで、ワーカホリックな日々を駆け抜けたのでした。
※参考文献:
繁田信一『平安朝の事件簿 王朝びとの殺人・強盗・汚職』文春新書、2020年10月
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